2019年の秋に客船ターミナルと商業複合施設として開業した「横浜ハンマーヘッド(新港ふ頭客船ターミナル)」のシンボルとなっている「ハンマーヘッドクレーン」を臨む対岸からの風景をいつものように4色の色えんぴつで描いてみました。
遠景のビル群の省略をどのあたりまでするのかを考えながら描きました。
このクレーンは大正初期に建造された荷揚げ用のクレーンですが、今回整備されるまで私も含めてほとんどの人に知られていなかった場所です。
思えば今では横浜港の中心的スポットとなっている赤煉瓦倉庫も商業施設として整備されるまでは、塀に囲まれて廃墟状態のまま長い間立ち入り禁止となっていました。
横浜にはこうした歴史的建造物や施設が人に知られることもなくまだ他にも埋もれています。
Bristol紙 26×19cm