鎌倉長谷寺の蓮池です。この絵は細目の水彩用紙に描いてみました。
いつも使っているケント紙やブリストル紙とはまた色の乗りが違いこれもいいなと思いました。ケント紙やブリストル紙は表面の平滑性が非常に高いのである程度描き込むと飽和されそれ以上色が乗らない限界があります。その点水彩紙(細目)はかなり色鉛筆の粒子の食い込みがいいと思います。しかし食いつきが緩いためか、ちょっとしたことで粒子が剥落します。ある程度の進行状態の時に軽く定着して描き進めるといいようです。
蓮の葉上面と下葉の暗部とのはっきりしたコントラストを意識して描き込みました。
あくまでもCMYK相当の4色で描くことを自ら課しているので色の表現範囲は限られてきますが、制限の中で描くということは大変いい勉強になります。